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歯と健康のお話し3talk about teeth and health

143. 唾液が減っていませんか?

唾液が減っていませんか? 歯科予防のあれこれ 唾液.乾燥.虫歯


皆さん、こんにちは。京都市中京区愛歯科医院です。今年もいよいよあと数日になりましたね!最近は寒さも増し冬特有の乾燥も気になっています。

皆さんは、近頃なんだか口の中が乾く…なんてことはありませんか?唇が前歯に張り付いて喋りにくい、虫歯が急に増えてしまった、お茶がないとパサパサして食べにくい、口臭が強くなった、などなど…

もしかして原因は、唾液の分泌の減少かもしれません。唾液は口の中にあって当たり前ですよね。それだけに、分泌量が減ってくると思ってもみない問題が起きたりするのです!!

普段私たちは唾液の存在をとくに意識せずに過ごしています。ところが唾液が減ると、たちまち困ったことが起きてきます。唾液は驚くほど様々な役割を担っているからです。

例えば、唾液で粘膜が潤っているおかげで噛んだり喋ったりがスムーズにできます。そして唾液で食べ物が湿るおかげで食べ物が噛みやすく飲み込みやすくなります。また唾液が味物質を溶かすことで食べ物の美味しさをじっくり味わうことができるのです。

他にも、食べかすを洗い流して口の中をきれいにしてくれるうえ、唾液の抗菌作用がばい菌の活躍を抑え、酸とアルカリを中和し歯を守るという重要な役割も果たしているのです。

口の乾きを引き起こす原因はいろんな要因があり一概には言えないのですが、加齢による生理的な変化や、口の周りの筋肉の運動不足、飲んでいる持病の薬の副作用などがあります。

日常の生活習慣からみると…口呼吸の習慣(鼻づまり)、嗜好物の摂りすぎ、よく噛んで食べていない、水分摂取量の不足などがあげられます。

これらは、ちょっとした工夫で対策したりできます。例えば…
  • よく噛んでたべる
  • 歯磨きはじっくりと
  • 水分を摂る
  • お酒はほどほどに
  • 口呼吸を見直す
  • 禁煙する
  • マスクをして寝る
など様々な方法があります。

唾液の分泌に関わる生活習慣を少しずつ見直してリスクを減らしていきましょう!!

「病気ではないから」とつい我慢しがちな口の乾き。でも実は歯や粘膜のトラブルのリスクなのです。

口がパサパサするなと思ったらまずは歯科医院にご相談ください。大切な歯と粘膜を一緒に守っていきましょう。

さて本日で今年の診療も最終日になります。一年間お世話になりました。来年もスタッフ一同、精進してまいりますのでよろしくお願いいたします。


スマイル創造空間・愛歯科医院スタッフブログ 2014年12月29日より転載
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