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歯と健康のお話しtalk about teeth and health

004 下顎突出・受け口は困る(歯並びや健康にとても重要)

受け口(下顎前突)のお話し。

女性では「セクシー!」、男性では「野性的」「男らしい」「たくましい」などという賛辞が聞こえてきますが、当の本人の悩みは深い。

まず、見た目が性格に与える影響について。

闘争心丸出しのように見られるため、何気ない顔をしていても、相手に不満があるように見られたり、喧嘩を売っているように見られるなど、何かと不便。可愛がられたいと思っても相手に警戒感を与えてしまうため、小さい頃、無条件に可愛がってもらう機会は少ない。

依存心が強い幼少時には、違和感が強く、居心地悪く感じることが多い。

しかし、自己の確立に成功すると、知らず知らずのうちに自立心は高くなり、親分肌に。

まさに、周りの反応が性格を作りだす典型である。

歯並びを改善すれば、機能障害も少なくなるため、社会で社交的に活躍する人も多い。
受け口の困ったちゃんは、その機能異常による。
機能障害の典型は、嚥下障害。
前歯が反対になっているため、前歯でものを咬みきることができない。つまり、食べ物を丸飲みすることになる。奥歯でものをよく咬むことも難しく、上顎と舌で食べ物をつぶすという異常な癖がつきやすい。
どちらかといえばすりつぶす穀物系より、ワニのように食べやすい肉類が好きになる。

もう一つは、発音障害。サ行タ行などが難しい人が多い。

咬み合っているのは奥歯だけ。しかも、咬んでいる奥歯の咬み合わせ自体、正常からかけ離れるため、歳をとるに従って、顎関節がゴキゴキ悲鳴を上げ始める。奥歯がすり減るに従い(歯は使えば使うほど生理的にすり減る)、上の前歯がゴンゴン当たり始めるので、上の前歯は早くからダメージを受け、神経処置の後、さし歯(土台+冠)になる確率が高い。それも、外れたり、削れたりするので、歯医者泣かせ(笑顔?)の咬み合わせだ。

最終的に入れ歯やインプラントになる確率が高いが、顎の対向関係が正常と真逆なため、咬み合わせを新たに作るのも難しい。一般に歯医者は、正常な咬み合わせをメカニカルに作りだそうとするので、異常嚥下癖が抜けない患者さんには、何をやっても咬めない。という不満が残る。

それでは、何でこんな受け口になったのか?

それは、ほとんどの場合、幼少時に上顎が十分発育できていないことが原因。
あるいは、成長ホルモン分泌が晩期まで盛んで、上顎を飛び越えて下顎が成長してしまったことが原因。

つまり、遺伝的要素が強い。親や祖父母が受け口だと遺伝しやすい。もともと、顎の発育には時間差がある。
まず、上顎は小学校の間に成長を終える。というのは上顎は鼻の一部。鼻の上は目。目の上は脳だ。
これらは骨縫合を介して一体構造なので、出生時には6割完成しており、残り4割を小学生時代までにさっさと成長を終えてしまう。帽子のサイズは、中学ではほとんどフリーサイズになっているだろう?

頭=上顎は成長が早いのだ。
ところが、下顎は、フリーだ。

顎関節で上顎にぶら下がっているだけの構造体。出生時にも2割の完成度しかない。はっきり言って超未熟もの。下顎は、歯の生え替わりとともに残り8割の成長を続ける。どんどん、どんどん大きくなる。変な癖や変な食べ方、変な使い方をすれば影響大だ。もちろん、変な歯の生え方を放置するのもいけない。下顎は第2次成長期まで、上顎を追いかけて成長する。下顎ってやつは身長が伸びている間は、ぐんぐん成長する。前歯の重なりを追い越してしまえば、アウトだ。まだ身長が伸びている最中で前歯の重なりが全くなくなってしまった段階で受け口一直線。

早目に専門医に相談すると、しないとでは、その後の悩みは雲泥の差。

乳歯のときなら、さっさと治るし、歯の生え替わり時期なら完全に治る。
ここで、放っておくからいけないんだ。
永久歯に生え替わってから矯正で歯並びだけをなおすのは可能です。
しかし、見た目。顎のしゃくれは矯正だけでは治せない。
顎の成長が終わった後見た目を治すには、顎切り手術になってしまいます。

アメーバブログ ドクターふなちゃん2011年6月26日より転載
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